佐久広域連合発行の「佐久広域」第73号が市の広報などと一緒に配布されてきました。
特集は「戌の満水」。1742年の夏、今の南北佐久郡や小諸市など千曲川流域に甚大な被害をもたらした水害を指す言葉です。
このあたりでは毎年8月1日にお墓参りをする習慣がありますが、戌の満水の犠牲者を弔ったことがきっかけだとも言われています。
ただ、そうした「水害があった」という話は耳にしても、具体的にどのような被害があったのかなどについては、浅学な私が知らないだけかもしれませんが、あまり伝えられていないように思います。
(写真の特集内でも、特に災害が比較的少ない佐久地域ではその恐ろしさが「風化しがち」とされていますし)
せめて現在のハザードマップを開いてみるなどして、大水害に弱いエリア、避難先などを確認しておくべきでしょう。
ちなみに、佐久市のハザードマップはここからダウンロードできます。
スマホでキャプチャ(手抜き)。
千曲川流域の中込や野沢といった辺りは、5m近い浸水深になると予想されているエリアが広がっています。
自分の住まいの災害リスク、一度はチェックしておきましょう。